建設会社にとって、警備員は欠かせない存在です。

ところが、警備員の人手不足は顕著で、
工事のスムーズな運営の支障となっています。

警備会社にとっても人材確保は重要な経営課題ですが、
人手不足、給与の低さ、勤続年数の短さなど、
様々な課題があります。

そんな中、福岡の警備会社ATUホールディングスは、
警備員を非正規ではなく正社員として雇用し、

地域の警備員より1割ほど高い給与を支払って、
離職率1.8％を達成しています。

2020年には警備業では初めて、
第10回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞
審査委員会特別賞受賞されました。

まさに「人を大切にする経営」を実践することで
業績を向上させておられます。

ATUホールディングスは
社員数のおよそ半数、障がい者を雇用しています。

高齢者なども含めると、実に77％が何かしらの
働き難さを抱えている社員です。
その多くの社員が警備員として働いています。

KKC2022年2月例会では、
「『人を大切にする経営』を実践して業績向上した
警備会社の秘訣」と題して、
ATUホールディングス　岩崎社長にお話しいただきます。

「働き方改革」を一層進めたいと考えている
経営者、幹部の皆さんにお勧めします。

さらにお付き合いのある警備会社経営者にもお声がけいただきますと
さらに業界を盛り上げることができるようになるでしょう。

 

スケジュール	13:30 ～14：00 挨拶、活動案内 14:00 ～15:00 講演① ハタ コンサルタント 南出　紘孝 「人手不足に困る建設会社、警備会社が採用に成功するコツ」 15:00 ～16:30 講演② ATUホールディングス　 代表取締役 岩崎 龍太郎氏 「『人を大切にする経営』を実践して業績向上した警備会社の秘訣」 16:30 ～17:00 質疑応答

　　
　
　

お申し込みはこちらから

ATUホールディングス株式会社　　代表取締役　岩崎 龍太郎 様

 

栃木県生まれ。地方警備会社でキャリアを積む。
国内MBA（経営管理学修士）取得するも、
人や資源をコストとみなした従来型経営の限界に気付く。

一人びとりを大切にする経営を学ぶため
法政大学大学院政策創造研究科博士課程において
坂本光司先生に師事し満期修了。

現在、警備会社であるATUホールディングス株式会社の代表取締役を務める。
受賞歴「第10回日本でいちばん大切にしたい会社」大賞　審査委員会特別賞、
令和２年度　障がい者雇用優良事業所 福岡県知事表彰受賞。

2012年　ATUホールディングス株式会社を設立
（本社は福岡市、営業エリアは福岡市及びその周辺）
2014年　本格的に障がい者雇用に乗り出す
社員数は46人（2019年）
障がい者が18人（重度障がい者ダブルカウント含むと23.5人：障がい者雇用率51％）
身体障がい者の5人、知的障がい者6人、精神障がい者7人
引きこもり５人、70歳以上7人

離職率はわずか1.8％。賃金も地域の警備員より1割ほど高く、
非正規雇用ではなくすべて正規社員として雇用。
補助金を一切受け取ることなく黒字経営を継続。