~いすみ鉄道はどうすれば残れるのか~
「菜の花鉄道」「国鉄時代の車両を活かしたキハレストラン列車」として、多くの鉄道ファンや近隣住民から親しまれている、いすみ鉄道株式会社。
その歴史は古く、大原駅から大多喜駅間が開通したのは大正元年のことで、国鉄、JR東日本時代を経て、昭和63年3月24日より、千葉県 いすみ鉄道が運営を開始しました。
県や沿線自治体が出資する第三セクターのいすみ鉄道は、これまでに三度の社長公募をしており、その三代目社長として就任したのが大学で交通土木工学を学んだ古竹孝一さんです。
コロナ禍での2020年の緊急事態宣言では乗客が全くいなくなり、絶望的な状況でした。
KKC2月例会では、『「いすみ鉄道社長が語る企業発展と地域活性化」
~いすみ鉄道はどうすれば残れるのか~』と題して、
いすみ鉄道株式会社 代表取締役 古竹 孝一さんにお話しいただきます。
古竹さんが常に考えを巡らせているのは、千葉県のために何ができるかということです。
いすみ鉄道と言えば、菜の花や観光列車です。
もちろん観光客や鉄道ファンの需要は大事にしていかなければなりませんが、それと並行して沿線住民の増加にも貢献したいと古竹さんは言います。
多くの街づくりのアイデアを出しながら、会社と地域の発展を目指しておられる古竹さんにお話しいただきます。
建設業を核にして、地域の活性化を進めたいという方にはお勧めの講演会です。
また、私降籏は、
「地方で成長する建設会社」と題して、求人倍率20倍の建設会社となった理由などについてお話しします。
■講演
「地方で成長する建設会社」
講演内容
■講演
「いすみ鉄道社長が語る企業発展と地域活性化」
1. 私がいすみ鉄道に来た理由
2. 第三セクターという初めての職場
3. 4年間やってきた事例
4. これから鉄道に求められているもの
5. 社長のこれまでとこれから
スケジュール |
14:00 ~14:30 挨拶、活動案内 14:30 ~15:00 講演1 15:00 ~16:30 講演2 16:30 ~17:00 質疑応答 |
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講師プロフィール
いすみ鉄道株式会社 代表取締役 古竹 孝一 氏
香川県高松市出身。
1997年日本大学大学院理工学研究科交通土木工学専攻
〔現・交通システム工学専攻〕修士課程修了
大学院修了後に香川へ戻り、高松市の日新グループのために尽力。
人を辞めさせない会社づくりをモットーに、35歳で日新グループ全体の社長に就任。
40歳で取締役会長。
2018年11月に社長公募により、いすみ鉄道株式会社の代表取締役に就任。
いすみ鉄道では「い鉄ブックス」や井原鉄道、四国旅客鉄道(JR四国)との提携など
様々な新しい試みを行っている。
NPO法人建設経営者倶楽部KKC理事長
ハタコンサルタント 代表取締役 降籏 達生
1961年、兵庫県神戸市生まれ。
小学生の時に映画「黒部の太陽」を観て、
困難に負けずにトンネルを掘り進む男たちの姿に憧れる。
83年に大阪大学工学部土木工学科を卒業後、熊谷組に入社。
ダム工事、トンネル工事、橋梁工事など大型工事に参画。
阪神淡路大震災にて故郷兵庫県神戸市の惨状を目の当たりにして開眼。
建設コンサルタント業を始める。建設技術者研修20万人、現場指導5000件を超える。
例会開催概要
会場 | イオンコンパス東京八重洲会議室 オンライン型;ZOOM形式にて |
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日時 | 2023年2月6日(月) 14:00~17:00 |
参加費 | 5,000円/人(KKC会員は同社より2名まで無料) |
対象者 | 中小建設会社の経営者、幹部、後継経営者、将来経営者になる予定の方 |