「社員を育成して早く一人前にしたい」
「社員のやる気を向上させて、一致団結した組織を作りたい」
多くの経営者はそう思っていることでしょう。
しかし実際には、社員の熱意を高め、成長させることは容易なことではありません。

原田隆史さんは教育大学卒業後、大阪市内の公立中学校に勤務しました。ある中学校に赴任したときのこと。その学校は荒れ放題でした。原田さんは生徒指導教諭として、問題を抱える生徒と向き合いました。そこには毎日のように遅刻し、学校に来ない生徒がいました。
原田さんはその生徒を学校に来させようと、なんと、その生徒の家に泊まり、一緒に学校に登校したのです。
原田さんは生徒一人ひとりの可能性を信じ、諦めずに対応したのです。さらに、赴任した松虫中学校の陸上競技部を7年間で13回の日本一に導きました。

大阪市教職員退職後、原田教育研究所を起業されました。
独自の「原田メソッド」に多くの企業から注目が集まり、
現在企業研修・人材育成の分野で活躍されています。

私降籏は、原田さんが教員をされていた当時、講演を聞き、遅刻する生徒を立ち直らせたお話しに心震えたことを今も覚えています。
私自身のコンサルタントとしての考え方の原点にもなっています。

KKC4月例会では、「仕事と思うな、人生と思え」と題してお話しいただきます。原田さんは、「本気で向き合えば必ず人は変わる」とおっしゃいます。
社員のやる気を高め、成長させたいと思う経営者、経営幹部の皆さんにお勧めの講演です。

株式会社原田教育研究所 代表取締役社長
ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 教授　原田 隆史 氏

大阪市生まれ。奈良教育大学卒業後、大阪市内の公立中学校に20年間勤務。
保健体育指導、生徒指導に注力、問題を抱える教育現場を次々と立て直し、
「生活指導の神様」と呼ばれる。
独自の育成手法「原田メソッド」により、
勤務3校目の陸上競技部を7年間で13回の日本一に導く。
大阪市教職員退職後、大学講師を経て、起業。
「原田メソッド」に多くの企業経営者が注目。
これまでに約500社、10万人のビジネスマンを指導した実績を持つ。
現在も、家庭教育・学校・企業の人材育成、講演・研修活動、テレビ出演、
執筆活動など幅広い分野で活躍中。

NPO法人建設経営者倶楽部KKC理事長
ハタコンサルタント　代表取締役　降籏　達生

1961年、兵庫県神戸市生まれ。
小学生の時に映画「黒部の太陽」を観て、
困難に負けずにトンネルを掘り進む男たちの姿に憧れる。

83年に大阪大学工学部土木工学科を卒業後、熊谷組に入社。
ダム工事、トンネル工事、橋梁工事など大型工事に参画。
阪神淡路大震災にて故郷兵庫県神戸市の惨状を目の当たりにして開眼。
建設コンサルタント業を始める。建設技術者研修20万人、現場指導5000件を超える。