メイドインジャパンを世界へ
建設業の形態を守りながら、現在の事業領域を広げたいという方がいるでしょう。しかし、どのように広げれば良いかがわからないというのが実情です。
今回の講師山田敏夫さんは熊本市内にある1917年創業の婦人服店の次男として育ちました。商店街にある店には上質な日本製の商品が数多く取り揃えられており、高品質な日本製品を丁寧に接客し買って頂くお店でした。
その後、山田さんは、パリのグッチで見習いとして働きました。馬具工房として創業したエルメス、トランク製造工場から始まったルイヴィトン、カバンの修理工場だったグッチ等、世界の有名ブランドは元々、小さな工場。職人の手がける傑作の一品を店頭で売るというシンプルな商売だったそうです。山田さんは、「ものづくりからしか本当のブランドは生まれない」ことを学ばれました。
山田さんは帰国後、日本の工場を直接訪問し、工場長と話をされました。そして現場を見ながら品質を確認し「ファクトリエ」ブランドで発売するようになりました。現在、日本全国、青森から九州まで30工場と提携しています。
山田さんは、インターネットを通し、最高品質とデザインを併せ持つ商品を、直接お客様へお届けられています。メイドインジャパンを、世界へ発信されているのです。
今回の例会ではそんな山田さんのお話を聴きながら、良質の建設物を作る建設会社としていかにして品質を守りながら事業領域を広げていくべきかを考える機会としたいと思います。
チラシはこちらからダウンロードできます。
次回例会:KKC8月例会はこちら (2017年8月8日(火曜日)15:00~18:00) |
講師プロフィール
1982年熊本県生まれ。
例会開催概要
会場 | 名古屋国際センタービル 第1会議室 愛知県名古屋市中村区那古野一丁目47番1号 |
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日時 | 2017年6月20日(火曜日)15:00~18:00 |
参加費 | 5,000円/人(KKC例会に初めて参加される会社の方は3,000円、KKC会員は社員2名まで無料、KKC会員が紹介する建設会社経営者、経営幹部の方は初回に限り参加無料) |
対象者 | 中小建設会社の経営者、幹部、後継経営者、将来経営者になる予定の方 |